暮らしに合わせて ブラッシュアップする住まい
最近よく耳にする『ブラッシュアップ』 そもそもブラッシュアップとはどう意味なのでしょう。ご存知でしょうか?「磨きを掛けること」「さらに良くすること」という意味。企画やプロジェクト、学習内容の見直しなど、作り上げたものやスキルを現状よりさらに良くすることを「ブラッシュアップする」と表現します。磨き直しを含めて、今以上に腕やスキルを磨き上げるときに用いられます。
住まいを見直すタイミングは?
理想的なマイホームを手に入れても、10年、20年と経つうちに暮らしが変化し、不具合が生じたり不便を感じたりする可能性があります。結婚や子育て、退職後、子どもの成長や独立など、さまざまなライフイベントを迎え、暮らしが変化するときこそ住まいを見直す好機といえます。間取りの変更などは建ててしまうと安易にリフォームできないと諦める方も多いようですが、暮らしの変化に合わせたブラッシュアップは可能です。例えば子どもたちが巣立ち、夫婦二人だけになった住まいなら、リビングを区切って自由に使えるパーソナルスペースを設けるだけでも、新たな暮らしが広がります。
家族全員が快適な住まいに!
また、暮らしが変化したタイミングだけでなく自分たちの将来を考えて、段差を少なくしたりドアを引き戸に変更したり、バリアフリーを取り入れたブラッシュアップも検討したいもの。築年数が経った住まいに長く住み続けていると「慣れ」から不便さを感じなかったり、我慢していること自体に気づかないこともあります。特に危険の潜む古い浴室は要注意。離れて暮らす子世帯が安心して遊びに来てくれる「実家」であるためにも、孫と一緒につかれる広いバスタブなど、快適バスルームへのブラッシュアップはオススメです。